奈良に引っ越してきてからずっと行きたかったけど、行けずじまい。
有給消化中に行こうと思ってたので、意を決して出発!
今回嫁は、お仕事だから単独で行きます。許せ!
さて、お家から法隆寺までおよそ11km
付近の道が混雑するのは把握済み。駐車料金とか、お金もあんまりかけたくない。
てことで歩いていくことに👟
【スケジュール】
0830時 出発
1100時頃 昼食 「オリンピック飯店」にて
1230時頃 法隆寺 着➡ 周辺散策
1430時頃 法隆寺 出発
1700時 帰宅
定刻通りに出発。
片道11kmとか歩いたことないけど、行けるっしょ!
お家付近から伸びてる幹線道路を抜けて新王子方面へ向かいます。
周辺は住宅街だけど大阪と比べると自然は豊か。
道中の河川にはマガモや野鳥がいるので楽しませてくれます。
目的地に向かって歩いたことないルートを行くのはワクワクします。
新王子を横目に大和川を通過。
1045時頃、最初の目的地「オリンピック飯店」に到着。(詳細は次の記事にて🖋)
1030時からOPENしてるからありがたい!モリモリ食べて法隆寺へ向かいます。
25号線沿いを歩くも道幅が狭いんですよね…そりゃ渋滞するよ🚗🚙🚌💨
1140時に到着。ちょっと感動。
11km歩いたのもあるけど、やっぱり初めて行く場所は感動するね!
法隆寺の玄関にあたる総門の「南大門」
1435年に一度焼失して、今見てるのは1438年に再建されたものだそう。
古さを感じないからすごいね。
平日でも観光客でにぎわってるから、やっぱりすごい名所なんやね。
南大門をくぐると幅広い参道に出ます。
周囲の土壁?漆喰?の壁や建物はきれいに整備されています。
きょろきょろしちゃいますね👀
参道を抜けた先には「西院伽藍」の中門に突き当たります。
立派な柱に組み物。飛鳥建築の粋を集めたものだそう。
左右の金剛力士像は奈良時代からあるものだけど、すごい形相で睨んでます。
今にも動き出しそうに感じるのは漫画の読み過ぎやね…
西院伽藍の中へ進むと五重塔が目の前に。
高さが32.5mあって飛鳥時代に建てられた日本最古の五重塔。
登ることは出来ないけど、石段を登って1階部分の中を覗くことができます。
中は東西南北でそれぞれ違った塑像群があり、菩薩の問答や説法の場面が表現されています。
法隆寺のご本尊が安置される場所がこの「金堂」
こちらは1階部分の中に入ることができます。
中には聖徳太子のために造られた金銅釈迦三尊像や、阿弥陀如来像、薬師如来像などが安置されています。
天井には綺麗な模様の天蓋が吊るされていたり、周囲の壁面には壁画が描かれています。(焼失して今はパネルに再現されたものだそう)
西院伽藍の奥にある「大講堂」
仏教の学問を研鑽したり、法要を行う場所です。
925年に落雷で焼失して、990年に再建されたみたいやけど、めっちゃきれいな建物。
中には薬師三尊像と四天王像が並んでて、なんか緊張する場所でした。
12時を知らせる鐘の音が響きます。
その鐘楼も990年に再建されたものだそう。
1000年以上前に響いていた音が、今でも同じ音を響かせている。
そう思うとすごい感動します。
西院伽藍を後にして寺内を散策👟
聖徳太子の尊像が安置されてる聖霊院や、平安時代に建てられた寺宝を補完する綱封蔵を見て回ります。
その後「大宝蔵院」へ。中は撮影禁止なので画像はなし…📸
平成10年に落成した新しい建物の中に、たくさんの仏像や木彫りの像が並んでます。
夢違観音像や玉虫厨子、聖徳太子ゆかりの品や、当時の様子がわかる金細工や木漆工に刀剣などなど。
法隆寺が保管する貴重な宝物が安置されています。
美術館のようでどれも興味深くゆっくりと見学できたけど、11kmも歩いてきたから さすがに疲れるね…
東大門を抜けて東院伽藍へ。
通り抜けるだけのこの東大門も奈良時代を代表する珍しい建物の1つだそう。
東院伽藍の中心となる八角形の建物「夢殿」
聖徳太子信仰の聖地なんだとか。
中には聖徳太子の等身像「救世観音像」の他、菩薩像や塑像が安置されています。
鎌倉時代に造られた東院鐘楼に、聖徳太子一代の事跡を描いた障子絵が収められている舎利殿・絵殿などなど
こっちも見るところ満載やね。
西院伽藍・東院伽藍・大宝蔵院と3か所見回ると、さすがに疲れますね…
これとは別にまだ展示してる場所があるから、寺内全体が美術館のよう。
最後は通り道にある三経院と西円堂を見て、西大門から外へ出て帰宅の途に。
寺内をゆっくり見て回ってざっと2時間。見ごたえありました。
聖徳太子が「旧1万円札の人」のイメージやったけど、ほんまにすごい人やったと実感。
嫁も行きたいって言ってたから連れて行かんとや。
帰り道は王寺駅まで歩いて電車で帰宅🚃💨
めっちゃ歩いて、見て回って疲れたけど、良い1日でした。
行かれる際は車でどうぞ!🚙💨
【法隆寺】